【5分で詳しく解説】ホタルはなぜ光る?役割・仕組み・進化について解説

おうちSTEAM
ニケ
ニケ

こんにちは、ニケ@KuwathraceNikeです

ホタルが光ることは知っているけれど、
なんで光るんだろう

ニケ
ニケ

今回はホタルがなぜ光るのか
その役割としくみ、進化の観点から理由に迫っていくよ

ホタルの生態について知りたい方は
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2022年もそろそろ
そろそろホタルが見られる季節になってきました

ホタル観察に行ったり、
いく前に気になるのが

ホタルってなんで光るの?

今回は、そのなんで?を以下の3つの意味に分けて考えていきます

  • 役割: ホタルの光る役割はなにか
  • しくみ: ホタルはどういうしくみで光るのか
  • 進化: ホタルはどのようにして、発光できるように進化したのか

ホタルの光る役割はなにか

ホタルの光る役割を2つ紹介いたします

役割1: 子孫を残すための相手を見つける

ホタルの種類に
ゲンジボタルとヘイケボタルがいます

両者の成虫はオスとメスが互いに光りながら
居場所を伝えます

その光で相手を見つけ子孫を残します

役割2: 美味しくないと警告する

ホタルは成虫でなく卵や幼虫も光ります

卵や幼虫は生殖行動に関係がないのに光るのは、
外的に「美味しくないよ」と警告しているのです

実際にホタルは美味しくないそうで、
一度食べて不味かったという記憶から

「光るものはもう食べないでおこう」
と外的も思うそうです

ホタルはどういうしくみで光るのか

ホタルの化学反応について

発光生物は化学反応で光を作り出しています

化学反応とは
物質どうしがくっついたり離れたりして
別の物質に変化することです

ニケ
ニケ

中学校の理科で金属と酸素の化合という実験やりましたよね?
スチールウールをバーナーで燃やすやつです!
あの時すごい光を放ってスチールウールが燃えましたね

上記のように
化学反応によって熱を発する物質があります(発熱反応)

スチールウールの実験は熱だけでなく
光も出ます

ホタルもこれを利用しているんですね

化学反応に利用される物質 ルシフェリンとルシフェラーゼ

発光の化学反応には
ルシフェリンルシフェラーゼという物質が必要です

ルシフェリン
化学反応で酸素とくっつき光を出す物質

ルシフェラーゼ
この反応を助けるタンパク質

ホタルはルシフェンとルシフェラーゼをもっています

体の中でこれらが混ざることで化学反応が起き
光を放つというわけです

ホタルはどのようにして、発光できるように進化したのか

ホタルの祖先の昆虫が現れたのは、
5000万年前から1億年前の
恐竜がいたころだそうです

そのころに
ルシフェリンとルシフェラーゼを獲得して光り始めました

ルシフェラーゼはもとは、
体の脂肪を燃やすはたらきにかかわるタンパク質でした

進化の過程でそのタンパク質の遺伝子に変化が起き
ルシフェラーゼができあがったそうです

一方、
ホタルがどうやってルシフェリンをつくっているのかは
まだわかっていないそうです

ホタルの生態まとめ

以上、ホタルがなぜ光るのかを

役割・しくみ・進化の観点から紹介させていただきました

この記事は以下の本を参考にかかせていただきました


小学生向けにかかれたとてもわかりやすい本なので
ホタル観察に出かける前に確認してみると
より楽しくホタルを観察できるのではないでしょうか

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