
こんにちは、クワトラケのニケ@KuwathraceNikeです
早いものでもう夏がきましたね!
夏といえば青い海ですよね!
この記事では
- 海や水族館に行く予定がある
- 海が大好き♡ 海の生き物が大好き♡
- 子どもが海に行きたいというけど、連れて行ってあげられない
- 海や水族館に行く前に海や魚に関する知識をつけてあげたい
という方に向けて、年齢別に海に関する絵本を紹介します
私自身、子どもたちに季節に合わせた本をたくさん読み聞かせてきました。
その中から、現職のエンジニアである私が科学の知見を活かして
- 0~2歳では、海とは何か、どんな生き物がいるのか
- 3歳では、短めのストーリーで海に興味が持てる
- 4、5歳以降では、自然科学を意識した生物の生態が理解できる
を重視してSTEAM教育に関する絵本を11冊厳選しました

紹介するすべての本を1歳娘と4歳息子と実際に一緒に読んでいます
生き物に興味をしめしたら読みたい 0~2歳向け絵本
この時期の子どもたちは、まだ、言葉は話せないけれど、周りの大人の話し声を聞いて日々成長しています
なかなか落ち着いて読み聞かせをできないかもしれませんが、この時期の発達に「読み聞かせ」は重要です
生き物に興味を持ちだした子どもたちが楽しめる絵本を3冊紹介します
いない、いない、ばあっ!系の絵本はテッパン 『いっせーのばあ』

みんな大好きといっても過言ではない、ページを開くとびっくりする、いないいないばあっ!系の絵本です
「これなに?」
「チンアナゴだよ」
と会話しながら、生き物の名前を覚えられます
見開きだけでなく、ページが上にも大きく開くしかけ絵本となっているので、お子さんも夢中になることでしょう!

ばっばっ!(顔に手をあてながら)

子どもって次のページをめくると「ばあ!」ってなる系の絵本大好きですよね!
泣いてても泣き止みます
小さなカニがスコスコ歩くのが可愛い 『かにこちゃん』

小さなカニの一日がテーマのかわいらしい絵本です
カニが砂浜をスコスコあるいていきます
スコスコというオノマトペが可愛いうえに、絵本にリズムを与えてくれ、読み聞かせる側も楽しくなる一冊です。
ただ可愛いだけの絵本かと思いきや、朝日や夕日の描写から地球の自転を難しく考えることなく学べます
初めて自然科学を学ぶのにおすすめな絵本です

あ、あ、ばー(カニを指さす)
楽しみながらお魚の名前がおぼえられる絵本『とっくんトラックうみへぶぶー』

こちらも「何が出るかな!?」と子どもたちのわくわくが止まらない、
いないないばあっ系の絵本です
トラック大好きとっくんが砂浜でトラックをひっぱって歩きます
さぶーーんと波が押し寄せると魚がぴょんと打ちあがります
次は何が打ちあげられるのでしょうか?
海には波があってといった海の知識を得たり
海の生き物の名前を覚えたりするのに最適な1冊です

ばばーばばー

波の音かな??
ストーリーが理解できるようになったら読みたい 3歳向け絵本
3歳は、たくさんの言葉を覚えて、自分でストーリーをつくってお話しするようになります
そんな3歳児にぴったりな海にまつわる絵本を紹介します
海で大切なおしごとを知る絵本 『ドーナツペンタくん』

海水浴場には欠かせない、みんなを守るあのお仕事に注目した絵本です
海にやってきたドーナツ屋さんのペンタくん。
お客さんの注文を受けて、猫ドーナツやへびドーナツをつくるのですが……
お客さんの想定とは違う変なドーナツができあがります
そんなときにハプニングがおこります
ペンタくんはどうするのでしょうか!?

ぺんぺんペンタドーナツだよー!
ケケちゃんも食べたい

みんなが日々海水浴を楽しむために、陰で頑張ってくれている人たちがいます
そのような人たちにスポットを当てた面白い絵本です
ありえない話が子どもの想像力をかきたてる一冊 『ねこざかな』

海で猫と魚が協力するハチャメチャ珍道中な話です
猫がエサにするために釣りをしていると、一匹の魚を釣り上げます
さあ食べましょうと口をあけた猫を、なんと魚が飲み込んでしまいます
魚に飲み込まれた猫はどうなってしまうのでしょうか……
「魚のお腹のなかってどうなってるの?」
と話しながら生き物のカラダについて理解を深められる絵本です
3月までテレビ東京で放送されていた『キンダーテレビ』にねこざかなが出ていました
ねこざかなのことを知っているお子さんも多いのではないでしょうか

キンダーテレビにでてたね、ねこざかな
海のきれいさに思いをはせるならこちら 『チリとチリリ うみのおはなし』

女の子に大人気の絵が鮮やかな『チリとチリリシリーズ』から海の中を探検する1冊です
「チリチリリ チリチリリ」と
海を自転車でお散歩するチリとチリリという名前の姉妹が登場人物です
海底のカフェで食べるスイーツがとても素敵で
大人でもこんなの食べてみたいなと想像が膨らみます
最後に二人が見つける二人にぴったりな宝物とはなんでしょう?

ケケちゃんもしんじゅのお菓子食べたい
細やかなイラストで海の美しさが楽しめる絵本『ペンギンきょうだい ふねのたび』

こちら育児・絵本雑誌『kodomoe』で大人気の工藤ノリコさんの作品、『ペンギンきょうだいシリーズ』の1冊です
ペンギンの姉弟3人だけでおじさんの住む島にむかいます
道中、シュノーケリングをしたり南国のごはんを食べたり……
ときにはハプニングも起こります
3人は無事おじさんのもとに行けるのでしょうか
かわいいイラストで海の生き物を知ることができる初めの1冊です

家族みんな工藤ノリコさんの『ノラネコぐんだん』が大好きです
自分の好きを突き詰める 4歳以降に読みたい絵本
4歳以降はいろいろなことに興味をもち、〇〇博士が生まれてくる時期です
この機会にお魚博士に親子でなってみませんか?
2022年Amazonランキング上位『おすしやさんにいらっしゃい! 生きものが食べものになるまで』

こちらは2022年7月時点でAmazonランキングの上位にはいっているベストセラー絵本です
命をもらって生きている自分を大切にをテーマに
生きた魚の状態から切り身になってお寿司になるまでを学べます
海や水族館でこれらの魚に出会ったら、
「お寿司やさんで食べれるんだよ」と
見るだけでなく食べる楽しみに繋げられます
また、魚屋さんやスーパーでお魚を買ってきて、実際にさばいてみるのもいいですね!
絵本から実体験に、様々な学びへと発展できる良書です
ハリセンボンのトリビアいっぱい!『ハリセンボンがふくらんだ』


ハリセンボンってぷくっとしてトゲトゲしたやつでしょ!
では、ハリセンボンはどうやって一瞬にして膨らむのでしょうか?
トゲトゲの針は何本あるのでしょうか?
そんなハリセンボンの謎に答えてくれる一冊です
この本を通して、
生まれてから大人になるまでの魚の一生が学べます
より詳しく内容や文字数、本のサイズを知りたい方は、こちらも読んでみてください!

ハリセンボンとフグ似ているようで全然違うんですね!
普通の図鑑やテレビではわからない、サイズ感が知れる本『ほんとのおおきさ水族館』

いままで、テレビや図鑑で魚の種類や名前は知れても、そのサイズ感を知ることはできませんでした
この本では海の生き物を実寸大で楽しめます

こんな感じで並んでみたくなること間違いなし!
子どもは大人ほど二次元の画像を立体的にとらえることができません
実寸大の大きさで掲載することで立体視の助けとなります
この本でリアルな海の生き物を体感してみるのはいかがですか?

ケケちゃん、ナポレオンフィッシュよりおっきーでー
こんなの見たことない!骨格標本図鑑『ホネホネすいぞくかん』

こちらも一風変わった図鑑的な絵本です
いままでの図鑑ではなかった海の生き物の骨のみを掲載した絵本です
「これ何の骨かな?」
「サメは歯以外は軟骨でできてるから、骨として残らないんだね」
親子でいろんな話をしながら盛り上がれます
海の生き物の骨格を知って興味がもてたら、
動物の骨格、人間の骨格と知識を広げられる絵本です
より詳しく内容や文字数、本のサイズを知りたい方は、こちらも読んでみてください!

サメ、スーパー、セントロ、シャーーーーーーーク!!

でたまた、カタカナいっぱい並べた必殺技
絵本で広がる興味は無限大。親子で海の世界を楽しもう!
両親と絵本を楽しんだ時間は大人になっても忘れません
絵本を読むことで海の世界への興味が広がることでしょう!
以上、7月におすすめ!海を楽しめる絵本の紹介でした
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以下のサイトは『科学道100冊』という科学知識を身に着ける本を毎年100冊紹介しているサイトです
科学分野で知らない人のいない理化学研究所(理研)と本の可能性を研究する編集工学研究所(編工研)がタッグを組み運営されています


科学道100冊から毎年何冊も読んでいます
絵本の選書もバツグンで大好きです
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